Netflixの「First Love 初恋」は契約するほど見る価値はあるか?【感想】気まずいシーンについても。

Netflixの「First Love 初恋」は登録するほど見る価値はあるか?【感想】気まずいシーンについても。 映画

Netflixのオリジナルドラマ「First Love 初恋」が、世界ランキングの上位です。
2022年12月現在、地上波のCMにも時々放送され興味をそそる仕上がりです。

大人気作品で見てみたい。だけれどNetflixに契約していない方。
会員登録してサブスク加入して見る価値はあるのでしょうか。

また16プラスですが、家族と見て気まずいシーンはないか。を含む
感想を記します。

ネタバレ注意の感想を記す前に、さっとタイトル回収をしていきます。

ネットフリックス会員になっても観る価値ある?

A.あります。

誰もが最高だったという作品は無く、あくまで個人の感想にはなるのですが
非常にストーリーの構成がしっかりしていて時間を忘れて見入ってしまいました。

全9話で一話あたり、1時間程度の作品です。
宇多田ヒカルさんの「first love」と「初恋」をテーマとしています。
もちろん劇中にも、流れますし他の曲も使われています。

宇多田ヒカルさんのファンの方もぜひ見て欲しい作品ですね。

監督の寒竹ゆりさんが描きかったことについて下記サイトのように語っています。

宇多田ヒカルの名曲がドラマに! Netflix「First Love 初恋」で寒竹ゆり監督が描きたかったこと

これは作品を一度観た後に読むと沁みるでしょう。

家族と見て気まずいシーンはないか

A.あります。

人によっては気まずいと感じないかもしれませんが、
性交シーンが数回あります。その中の1回は胸もモロ出ています。
気まずくなったり、感動しても泣くに泣けない環境で観るより
一人で観た方が作品に没頭できるでしょう。

【ネタバレ含む】First Loveを観た感想!

考察記事や綺麗に感想をまとめているサイトを見るとすごいなって感心してしまいます。
私はそういったスキルがなく、ただ気持ちを吐き出したくてここに記しています。

思わず気持ちをどこかに吐き出したくなるほどの感動する作品でした。
観た後も、しばらく余韻に浸ってしまいます。感動作品あるあるの喪失感。

エピソードの構成もしっかりしており、
章が進むことに二人の関係性や背景が鮮明となりフィナーレを迎えます。

現在と過去(複数)が行き来するため、
1話ではなかった感情が2話で出てきて、と作品を観進めるほどにのめり込みます。

ぶっちゃけ1周目は、しっかり観ても混乱してしまうかもしれません。
そういう作品構成だと思います。現在か過去か分からなくなったり、
「綴」が誰で、過去か現在かどっちの人物?みたいな疑問が出てきます。

その疑問は、作品を進めていくうちに分かっていきます。

なぜ二人は別れたのか。
再び再会しても也英は覚えていないのか。
綴は誰の子供?
晴道は独身?
也英はなぜタクシードライバーで晴道は警備員なのか。

単純に疑問が解決されるのではなく、
なぜそうなったのかという背景も作中に描かれているため
最終的には疑問がなくなります。

2周は必ず観るべき。

2周は必ず観ましょう。
全ての表情に意味を持ちます。

過去・入学の日に也英が晴道を観て微笑んだ

校門付近で晴道が自転車に二人乗りをして登場するシーン。
也英が微笑みます。それは明らかに他の人と違う表情でした。

1周目では、この時に恋に落ちたのかなと。
也英から好きになったのかなと思いました。

2周目観てみると、恋に落ちるような表情じゃないように思えました。
「あ、いる。同じ高校だ」のような表情に見えました。

というのも作品終盤で、也英と晴道の中学生シーンが流れます。
模擬試験の日、お互いにお互いの存在を認識しています。

也英が電車の中で晴道を観て微笑むシーン。
この時に既に恋に落ちてたとしたら同じ高校で喜ぶシーンにも見えますね。

タイムカプセルに大切なモノである「本としおり代りの切符」が入っていたので
模擬試験の日に切符を挟んでくれた人が晴通ということは認識していたようですね。

現在・也英が綴のプレゼントを選ぶシーン

也英は、行人(向井理)と離婚して息子である綴が父親に引き取られているということが作品でわかりました。

也英が朝からビールを飲むシーンがあります。
とても寂しい描写です。也英は人前では明るく振る舞って元気に見えますが、
一人では何か人生を諦めたような表情を見せています。

也英は、たまにしか会えない綴と会うのをとても楽しみにしています。
そんな息子が誕生日を迎えるためプレゼントを買おうとするシーンがあります。

靴にしようか、万年筆にしようか選ぶシーンがあります。
ただ、一緒に暮らしていないため綴の靴のサイズや何が好きで何が欲しいのかも分かりません。

最終的には、決められずAmazonのギフト券をプレゼントします。
また、也英は、豪華なステーキを綴に振る舞います。
しかし、行人に引き取られた綴は裕福な暮らしを送っているため、
あまり美味しく感じていませんが、
子供ながらにして身分の違いを感じ取り気を遣っているので
一応「うん(美味しい)」と言ってます。

ちなみに、綴にプレゼントしたAmazonギフト券は、
綴から也英へ服のプレゼントのために使いました。(プレゼントの箱がAmazon)

このような感じで1周目では見逃していたり、
あまり意識していなかったシーンも実は意味があったりと新しい発見ができます。

一周観た感想

ただのラブストーリーではなく、深みがありました。
晴道や也英、行人、幾波子、恒美、綴といった登場人物にそれぞれストーリーがあり、
思わず発してしまった言動や行動も背景を汲み取れます。

ラストシーンは本当に感動しました。
宇多田ヒカルさんの「初恋」。絶妙にマッチしていて。
記憶を取り戻す瞬間。

そして、晴道が中学生のとき一目惚れしてから
高校受験に挑んたり、也英が発した一言から自衛隊を目指したり。
素直でまっすぐな晴道が作品で唯一嘘をついたシーン。
最高に切なくて。

恒美が晴道に対して「好き」かどうか言ったシーンで
考える間も無く、也英のことを思い浮かべてた表情。
いつも頭の片隅に也英がいたんだろうなと。

また、世界線は、現実なもので地震やコロナを含んだ内容でした。
コロナが流行して、会いたいのに会いに行けない。
やっと会えたのに。思い出したのに。次々と二人に試練が降り注いで、
ドラマみたいに上手くいかない。現実っていつもこうだ。と言わんばかりの展開でした。

本当に一つ一つの表情や言動に意味があり作品自体に深みがあり感銘を受けました。

敢えて不満を言うならば。

とても素敵な作品でしたが、敢えて不満を言います。
この不満は塵のようなもので私が理解していないだけかもしれないのでご容赦を。

也英が既婚者とどのように知ったか。

也英が既婚者だと知ったのは、晴道の妹が手話で恒美に伝えていたシーンです。
どのようにして知ったのか。(見逃しただけかもしれないです。)
幾波子も晴道と距離を取っていたと思いますし、記憶を無くした也英が手話をできてる自分に驚いていたことから、妹とすらの記憶もありません。
記憶を無くしてからは、結婚報告をするような間柄とは思えません。

=>晴道が也英の実家に尋ねた際に母の幾波子に婚約ということを告げられていました。

記憶を戻した也英との再会。

すこし、あっさりにも感じました。
晴道は、也英が記憶を戻すと信じていた。と思えば妥当だったかもしれません。

ただ、十数年もの間、晴道の頭の片隅に也英がいたわけです。
そして、再会したい気持ちや、記憶を思い出してほしい期待、夢を断絶してしまった罪悪感に苛まれる感情も併せてあったと思います。

そんな入り混じった感情で、記憶の戻った也英との再会は、
嬉しい気持ちもある一方で、罪悪感や晴道の十数年の苦しみから解放され、思わず膝から崩れ落ち号泣してしまうような場面だったと思います。

といいつつも、エンディングを見ると、記憶の戻った也英のために
夢を叶えられる環境を作っていたと思えば納得できますよね。
晴道からすると「おかえり」という気持ちだったかもしれません。

おわりに

ただの恋愛ドラマでは無いところがよかったです。
少年期になりたかった夢に全員叶えられる訳ではありません。
努力不足ではなく、それ以外の部分(このドラマでいう腰痛や記憶障害)で夢を諦めざるを得ないこともあります。
大人になると生活をしていくために、夢ではなかった仕事に就かなければなりません。
そんな現実も描いてあり、共感する場面も多々ありました。

夢を思い出さないように毎日、自分を騙しながら仕事をしていますが、
他人から今の仕事の悪口や小言を言われると、茫然自失し、なぜこうなってしまったんだろうと考えてしまいます。そういったところが作品から読み取れ切なかったです。

とても良い作品でした。

どうせなら、大画面高音質で見たいですね。
北海道の広大な土地での撮影で映像も綺麗ですし、宇多田ヒカルさんの曲も
流れるので。


コメント

  1. あちやん より:

    晴道の妹が也英の結婚を知った経緯については、晴道は也英の家を訪ねて、也英の母に追い返されるシーンがあります。その際に医師との結婚が決まった事も伝えられています。晴道から妹に話したのではないでしょうか。

    • はせ はせ より:

      コメントありがとうございます。

      ご指摘いただき、そのシーンを思い出しました。
      確かに納得です。失礼いたしました。。。

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