環境省は6月13日に、外来種のアリ「ヒアリ」を
国内で初確認したと発表しました。
20日に神戸港へ到着して、26日に尼崎市に運ばれた後
コンテナ1個の内部で発見され
その後、コンテナを移動させ燻蒸消毒を行い
すべてのアリを死滅させたそうです。
環境省は「現時点ではヒアリが定着し繁栄している可能性は低い」と
しているが周辺に侵入していないか緊急調査が始まり
万が一見つけても手で触らないように呼びかけています。
ヒアリとは
ヒアリ(学名・Solenopsis invicta、別名・アカヒアリ、火蟻[1])とは、南米大陸原産のハチ目スズメバチ上科アリ科に属するアリである。世界の侵略的外来種ワースト100選定種であり、特定外来生物にも指定されている[2]。猛毒の針をもち、刺されると火傷のような激しい痛みがあるばかりでなくアナフィラキシーショックを起こし、時に死に至るため殺人アリの異名もある。
引用元:Wikipedia
現在ヒアリは、アメリカ・オーストラリア・タイ・カリブ海・フィリピン
・香港・中国・台湾などで生息が確認されています。
そして今回中国からのコンテナ内にヒアリが発見され
処置はしましたが、
もしかすると全滅することができなくて
今も繁殖しているかもしれません。
ちなみにヒアリは
1日2000~3000もの卵を産卵するそうです。
実際にどれぐらい危険か
アメリカで年間で死者が約100人ほど、
8万人以上の方が被害にあっています。
また、ペットなどが襲われて死んでしまうケースや
植物などをかみ切ってしまって枯らしてしまうこともあります。
対処は困難。
オスや女王アリは
飛ぶことができて、
時には20kmほど移動することもできてしまいます。
被害は大きく対処しようとした
オーストラリアでは、
完全根絶はできていませんが、
費用は約2000億万円かかり7年もの時間がかかったそうです。
もし全国的に発見されてしまったら
公園なども大変危険であり
子供たちが誤ってヒアリの巣に手を突っ込んでしまったら・・・
事態は間逃れません。
また、攻撃性も非常に高いため
花見などで地べたに座っていているだけで
刺されるというケースもあります。
もしも今回別のところで発見されてしまったらたちまち日本中に広がるでしょう。
地球温暖化のせいで日本では前は住めなかった外来種が
今では住めるようになってきており
大変怖いですね。
今回発見されましたが
もしかしたらもう日本にいるかもしれませんし、
また危険にさらされることがあるかもしれません。
もし見かけたら触らないようにしましょう。
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