会員登録画面を作成してみる。PHPでSNSを作成してみる#09

会員登録画面を作成してみる。 PHP

今回は、SNSで必要な会員登録画面を作成します。
ビューとコントローラ部分を記します。

コントローラからビューを呼び出す方法。PHPでSNSを作成してみる#08
今回は、スクラッチでコントローラからビューを呼び出す処理を作成します。 前回は、ルーティングファイルの作成をしました。 そしてcontrollerで出力をしてルーティングのテストまで行いましたが今回はその続きです。 コ...

前回までは仕組みの作成でしたが、本記事はSNSの部品作成を行います。
今回の記事では、フロントからサーバサイドにデータを送るところまで記します

なお、セキュリティは最小限構成のため参考程度でお願いします。

必要なファイル

今回作成するファイルのみ記しています。
※下記のみだと正常に実行されないのでシリーズの過去記事をご覧ください。

sns_training
   ├── app

   │    └── controllers 

   │           └── registController.php
   ├── routes
   │     └── web.php
   └── views
          ├── components 
          │       └── head.php
          ├── css
          │     └── common.css
          └── pages
                 └── regist.php

では、早速各ファイルに記述していきます。

web.php

web.phpにルーティング設定を記します。
記述方法は、スクラッチでルーティングファイルを作成してみる。PHPでSNSを作成してみる#07をご覧ください。

<?php
namespace Routes;
use Routes\route;
$router = new route();

//...省略....

$router->call('regist','registController@index');//初期表示

//...省略....
?>

#7でweb.phpは作成済みで、homeへのルーティングも作成していると思いますが、今回は関係ないので省略します。

$router->call(....);

の一行を追加してください。

registController.php

<?php 
namespace App\Controllers;
class registController extends controller{
   //@初期表示
   public function index(){
     $model = null; 
     $this->View("regist",$model);
   }
}
?>

コントローラからビューを呼び出す方法。PHPでSNSを作成してみる#08と同じ仕組みです。上記のように記すことでregist.phpというビューファイルと当該リクエストが紐付きます。

registControllerファイルは、データベースとの処理等が発生することで内容が変わりますので、後のシリーズで内容を変更します。

head.php

続いて、head.phpを作成します。
head.phpはcomponentsフォルダ配下に作成をして、
各ページに部品として流用できるようにします。

内容は、htmlのhead内に記述する内容にしましょう。

<link rel="stylesheet" href="//stackpath.bootstrapcdn.com/bootstrap/4.3.1/css/bootstrap.min.css" integrity="sha384-ggOyR0iXCbMQv3Xipma34MD+dH/1fQ784/j6cY/iJTQUOhcWr7x9JvoRxT2MZw1T" crossorigin="anonymous">
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.6.0/jquery.min.js"></script> 
<script src="//cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/popper.js/1.14.7/umd/popper.min.js" integrity="sha384-UO2eT0CpHqdSJQ6hJty5KVphtPhzWj9WO1clHTMGa3JDZwrnQq4sF86dIHNDz0W1" crossorigin="anonymous"></script>
<script src="//stackpath.bootstrapcdn.com/bootstrap/4.3.1/js/bootstrap.min.js" integrity="sha384-JjSmVgyd0p3pXB1rRibZUAYoIIy6OrQ6VrjIEaFf/nJGzIxFDsf4x0xIM+B07jRM" crossorigin="anonymous"></script>
<link rel="stylesheet" href="views/css/common.css">

ビューサイドに関しては全く同じにする必要はございませんので、変更しても可です。
jQuery記法を使用してサーバサイドとの処理します
そのため各タグのidやclass、nameなど意味がありますのでなるべく合わせてください。

またbootstrapの力を借りるためcdnで呼び出します。

BootstrapはウェブサイトやWebアプリケーションを作成するフロントエンドWebアプリケーションフレームワークである。タイポグラフィ、フォーム、ボタン、ナビゲーション、その他構成要素やJavaScript用拡張などが、HTMLおよびCSSベースのデザインテンプレートとして用意されている。

引用:Wikipedia

regist.php

ビューファイルです。
今回は登録画面を作成します。

本シリーズでは、”デザイン”や”UI”は余り重視していないため予めご了承ください。。
また、CSRF対策やバリデーションは後の章で紹介いたします。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
   <?php require_once(__DIR__ . "/../components/head.php"); ?>
</head>
<body>
   <div id="app px-4">
      <div class="row mx-0">
         <div class="offset-0 col-12 col-md-6 offset-md-4">
            <h3 class="text-center">
              会員登録
            </h3>
         <form method="POST" id="registForm">
            <div class="form-group">
              <label for="userId">ユーザID</label>
              <input type="text" class="form-control" name="userId" id="userId">
            </div>
           <div class="form-group">
             <label for="userName">ユーザ名</label>
             <input type="text" class="form-control" name="userName" id="userName">
           </div>
           <div class="form-group">
             <label for="userPassWord">パスワード</label>
             <input type="password" class="form-control" name="userPassWord" id="userPassWord">
          </div>
          <div class="form-group">
             <button type="submit" class="btn btn-lg btn-primary form-control">登録する</buttton>
          </div>
       </form>
    </div>
  </div>
</div>
</body>
<script>
    $('#registForm').submit(function(){
        event.preventDefault();
        $.ajax({
            url: 'post/regist',
            type: 'POST',
            dataType: 'json',
            data: $(this).serializeArray(),
            timeout: 5000,
        }).done(function(data){
            console.table(data);
        }).fail(function(){
            alert('認証に失敗しました。内部エラーです。');
        });
    });
</script>
</html>

ブラウザで確認してみます。
以下の画像のように表示されたら成功です。

registビュー

<?php require_once(__DIR__ . "/../components/head.php"); ?>

ここは、前述したコンポーネントのhead.phpを呼び出しています。
regist.php内の要素は、head.php内に記述したbootstrapが適用されます。

<form method="POST" id="registForm>...</form>

idは「registForm」とします。これは、JavaScriptに記述した
registFormのIDを持つフォームが送信した際に発動する関数を設定しているからです。

$.ajax({ 
 url: 'post/regist', 
 type: 'POST',
 dataType: 'json',
 data: $(this).serializeArray(),
 timeout: 5000,
...

サーバサイドとのデータ処理は非同期通信であるAjaxを使用します。
それぞれ設定した値を見ていきます。

  • url=>後述しますweb.php内に追記するパス名です。
  • type=>送信データがあるためPOSTにします。
  • dataType=>本シリーズでの送受信のデータ構造はJSONにします。
  • data=>フォーム内のデータをJSONにします。
    $(this)とは、$(“#registForm”)のことです。フォーム内のnameをキーとしてJSONのデータ構造をした値を返します。
...
done(function(data){ 
   console.table(data);
....

この章では、フロントからサーバサイドまでの処理を記すため、
そのテストとしてconsole.table(data)としています。

これは、サーバサイドからビューに受け渡す値で、
一時的にビューから投げた値をそのまま返すように記述しています。

本シリーズの会員登録機能では、「ユーザID」「ユーザ名」「パスワード」のみですが、一般的なSNSサービスではメールアドレスの入力が求められるのが一般的です。
一意なメールアドレスを登録させることによって、いたずらの防止やパスワードを忘れてしまった時の再発行URLの送付先として役立ちます。ただし、登録時の二段回登録(仮・本登録)は、ユーザビリティが悪くユーザが離脱してしまいます。そのため大手サービスでは、初回登録時のメールアドレスの本人認証は行われません。サービス利用後にユーザ自ら本人確認を行うのです。

web.php

web.phpは前述した内容に追記しましょう。

//...省略  
$router->call('regist','registController@index');

//<<<<<<<追記
$router->call('post','registController@postRegist');//登録リクエスト
//=======
// 省略...

registController.php

registController.phpは前述した内容に追記しましょう。

//...省略

//@初期表示
public function index(){
     $model = null; 
     $this->View("regist",$model);
}
//<<<<<<<<追記
//会員登録
public function registPost($request){
    $this->Json($request);
}
//=======

//省略...


//<<<<<<<追記の部分を追記してください。

public function registPost($request)
{ 
  $this->Json($request);
}

$requestで、ビューから送信されたオブジェクトを受け取ります。
なお、非同期通信の場合は、 $this->Json(…)を使うものとします。

今回は、サーバサイドでの処理をせず、ビューにデータを返す処理をします。

テストをする

下の画像のように、それぞれデータを入力して「登録する」を押下しましょう。

registテスト

Consoleからサーバサイドの戻り値を確認しましょう。

console結果

送った値がきちんと表示されていれば成功です。

おわりに

今回は、「ビューからサーバサイドへデータを送信」まで行いました。

今回記さなかったバリデーションやCSRFといったセキュリティ対策。
実は、データのやり取りのするサービスでは細かいセキュリティ要件が求められるのです。
そういったWebサービスのセキュリティに知見がある人は少なく、IT・Web業界としても人材不足な状態にあります。

そのようなセキュリティは個人で学ぶには厳しく書籍が少ない上、実践的では無い場合がほとんどです。そして、セキュリティ対策は日々形を変えていきます。

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以上です、ありがとうございました。

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