最短で未経験からエンジニア・プログラマーになるための手順をまとめた。

こんにちは、
IT業界が人気、売り手市場で、IT系に転職という話をよく聞きます。
しかし、未経験者がIT業界に入りたいと思い、蓋を開けてみると、職種が多く何をどう学べば良いのかも分からないものです。

そこで今回は、最短で未経験者がエンジニア、プログラマーになるための手順をまとめます。

最短でエンジニア・プログラマーになるには

今回のテーマは、「最短」です。

着実に資格を取りIT系の勉強をするために1〜2年過ごすのは賢くありません。
というのも実務が一番早く成長するからです。
早く入社すればするほど実務経験を多く手に入れることができるので、
未経験者から早く抜けることができます。

最短でIT業界に就職するために以下の3点をしましょう。

IT業界について調べる

まずは、IT業界について広く学びましょう。
IT業界について調べることで「何となくIT業界」ではなく、
自分にとって「したいこと」は何かを明確にすることができます。

プログラミング、ネットワーク、インフラ、マネジメントをしたいのか?
上流工程や下流工程、どのようなものを開発したいのか?など

IT業界について調べると同時に自己分析もしましょう。

自分は何が得意で何が苦手か?
どのような働き方がよいのか?マネジメントは得意か?

意外とIT業界や自己分析をせずに、IT業界に飛び込む方も多いのが
悩ましい現実です。

深く狭く学習

IT業界・自己分析をしっかりとしたら深く狭く学習をしましょう。
この「深く狭く学習」とは逆に「浅く広く学習」すべきとの意見もありますが、
私からすれば「深く狭く学習」の方がおすすめです。

なりたい職種に対して「深く狭く学習」することで、強みとしてアプローチすることができます。

一方で、「浅く広く学習」というのは、土台をつくるという意味では、かなり重要です。
しかし、「最短」を目指すのであればこの方法は、あまりふさわしくないでしょう。

ITパスポート試験学習が、未経験者にとって「浅く広く学習」でしょう。

「ITパスポート試験」試験日や難易度、未経験者の勉強時間はどのぐらい?

深く狭く学習 浅く広く学習
メリット ・強みを作れる
・短期間で効率が良い
・学習内容から紐づけて理解できる
・方向転換がきく
(目指す職種を変えられる)
・長期間で土台を作れる
・資格が取りやすい
デメリット ・方向転換ができない
・浅く狭くになりがち
・まとまった時間が必要
・時間とお金がかかる
・資格重視で技術に結びにくい
・強みが作れない
・希望通りの配属になれない可能性が高い

プログラムでサイトやツールを作る

プログラマー・エンジニアになりたいという方がいるのであれば、
プログラミングができるのは必須条件でしょう。(エンジニアは種類による)

プログラミングができないのにプログラマーとして
入社をしようとしているのであれば、それはお門違いでしょう。

必ず、自分の学ぶべき言語を習得をしましょう。
一つのプログラム言語をある程度マスターしたら
他の言語も習得しやすくなります。

しかし、プログラミング学習サイトのみで学ぶのはかなり危険です。
ログラミング学習サイトのみで学んでいるのであれば
「順次・分岐・反復」を理解したのであればすぐに卒業すべきです。

というのも、プログラミング学習サイトのみでは体系的に学ぶことができないからです。
基礎を学んだのであれば、サイトやツール・アプリを実際に作ってみましょう。
サイトやツールを実際に作ってみるのはかなり重要です。

実際にプログラミングで何かをつくると、
DBとの接続やどのようにして取り出すか、ページに表示させるには、
この処理はどこに書けばよいのか?などが分かってきます。
オブジェクト指向も理解しやすくなります。

私は、プログラミングが全くできませんでしたが、実際にサービスを作ってみました。
最初は、1ファイルに1000行にも渡る汚いコードを書いていました。笑
ただ、PDCAサイクルを回して徐々に改善していき、
オブジェクト指向プログラミングができるようになりました。
実際にサイトやアプリを作ることで成長スピードが、かなり上がりました。

 

プログラミングスクールに通う

最短で、IT業界に入るには、プログラミングスクールが適しています。

プログラミングスクールは、プログラミングを体系的に学ぶこともできますし、
講師が現役エンジニアであるスクールも多く、
生の声を聞けることや相談をすることも可能です。

オンライン・オフラインなど
スクールによって様々なのできちんと調査をしてから
受講しましょう。

就活をはじめる時期を決めてスケジュールを立てる

未経験者から就職するにあたってやりがちなのが、
いつまで経っても学習ばかりで、就活をしないというケースです。

いつまでに就職するか、就活はいつからするかを明確に決めて
逆算してスケジュールを立てましょう。

ダラダラしてしまうのを避けるため

スケジュールを立てる目的としては、
ダラダラしてしまうのを避けるためです。

IT業界は広く、とにかく知識・技術が必要なので
全てを網羅しようとしても何年もかかります。

結局、ゴールが見えずに、ダラダラしてしまうので
目的意識を持ってスケジュールを立てましょう。

自信が持てないのは当たり前

先ほど申した通り、IT業界は広く全てを網羅しきれません。
そのため、自信が持てません。

学習していると次から次へと自分の知らない単語が出てきます。
プログラミングにおいても同じです。
ゴールは一つでもプログラムの組み方は無数にあります。
全てを網羅しようとせず、ゴールに行くことのみを考えましょう。

スケジュールを必ず立てる

上記の、

  • ダラダラしてしまうのを避ける
  • 自信が持てずいつまでも学習

を避けるためにも必ずスケジュールを立てましょう。
何をすれば良いのか
スケジュールを立てることすら難しい方は、

就活をはじめる時期を決めてスケジュールを立てるには?

を参考にしましょう。

 

すぐに技術を学びがちですが、基礎も大事なので
しっかり知識も身につけましょう!

 

SNSで情報収集、アウトプットをする

最近の主流なのが
SNSで情報収集、アウトプットをすることです。

SNSでエンジニアやプログラマーの方をフォローして
どのような仕事をしているのかを見ることができます。
また、同じく未経験者として就職を考えている人と繋がれることができ、
モチベーションの向上にもなるでしょう。

IT業界の動向を知る

SNSには、IT業界の方が多く、
比較的、情報を発信しているのを目に留めます。

そのため、IT業界の動向を知ることができます。
どういった技術が人気でどこに需要があるのかなどを
インプットすることで学習がさらに効率化するでしょう。

就職するチャンスも

中には、就職するチャンスもあります。

Twitterを利用して求人募集を掲載している企業を時々見かけます。
また、「逆求人」として、自分のスキルや希望年収を掲載して
企業側がアプローチして就職する方もいます。

きちんと、企業を知る必要はありますが、
SNSを利用することで多くのメリットが得られるのは
間違いありません。

アウトプットを怠らない

上記の「就活するチャンス」を逃さないためにも
アウトプットは怠らないでください。

自分が学習したことや感じたことは積極的にアウトプットしましょう。
企業からオファーが来ることもありますし、
SNSを使用して就活するときに、
どのような人か、スキルのレベルなど選考の判断材料になるでしょう。

過激な発言は避け、日々の学習の成果をアウトプットしましょう。

成果物は残す

成果物は必ず残すようにしましょう

成果物とは、

ソフトウエア開発やシステム開発において、プロジェクトの全体または一部の工程が完了したときに成果として完成した納品物、プログラム仕様書設計書などの文書類のこと。

引用:コトバンク

です。

サイトやアプリ・ツールを作成したことがあるのであれば、必ず成果物を残しましょう。
レンタルサーバなどを使用して、運用をしているとなお良いです。
企業の面接でもアピールポイントになります。
(面接で見せられるものをつくりましょう!)

就活でアピールする

上記の通り、企業の面接でもアピールすることができます。
面接で実際にサイトを閲覧してくれる場合もあるので
URLや検索順位1位の検索ワードを伝えましょう!

ただ、サイトを見せるだけではなく、事前にどのようなことをアピールしたいかを考え
伝えましょう。

  • どういった経緯で開発を行ったか。(勉強のため、お金を稼ぐため)
  • どのような点で苦労したか。(集客、エラーの修正)
  • 集客するためにどのような工夫をしたか(SEO対策、マーケティング)
  • アクセス数や収入などの実績

おわりに

以上が、最短でプログラマーやエンジニアになる手順です。
自己分析や業界の調査をして
スケジュールを立てて目的意識を持って学習することが最も近道です。

IT業界での就職をぼんやり考えていたり迷っている方がいるのであれば、
まずは、転職サイトに登録をしましょう。

転職サイトに登録をしたほうが良い。

正直、ゼロの状態から就活に向けて学習をしたりするのは
かなり難しいです。

しかし、転職サイトに登録は、たった30〜1分で完了します。
転職サイトに登録するメリットとしては、

  • 転職活動への第一歩となる
  • IT企業について知ることができる(年収や業務内容)
  • 視野を広げることができる

市場価値を知るという意味でも登録した方が良いと言われています。

終身雇用が崩壊しつつあり転職が当たり前の時代がもう目の前まで来ています。
社内価値ではなく、市場価値を高める必要がある時代です。
市場価値を知ることは最も初歩で転職サイトに登録が推奨されています。

オススメな転職サイトは、無料登録するだけで企業からスカウトが届く「逆求人」サービスを行っているサイトです。

転職サイト:リクナビNEXT

「リクナビNEXT」とは、リクルートグループが提供する就職ポータルサイトです。

「リクナビNEXT」に登録すると以下の5つのことができます。

  • 業界トップクラスの求人数から会社を探すことができる。
  • スカウト機能が搭載しておりオファーが来る可能性がある
  • リクルートエージェントとの併用で転職活動が効率的
  • 市場価値が知れる媒体になる
  • グットポイント診断で自己分析ができる

リクナビNEXTは、利用者に手厚いサービスが他にもありますので、
ぜひ自分の目で試してみましょう。

グッドポイント診断をする

転職は悪いことではない

転職は、悪いことではありません。
私の意見ですが、むしろ良いことだと思っています。

将来設計をしているからこそ転職という考えに至っていると思います。
もちろん、人間関係やブラックな実態であったりと転職理由は人それぞれだと思いますが、
自分が壊れる前に転職をするのも、きちんと考えた上での行動ですし、何も問題はありません。

転職を考えているのであれば、
責任が重く属人化している業務があると思うので、少しずつ引き継ぎをしていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
転職活動、頑張ってください!応援しています。

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