楽天モバイルの3年利用者がUN-LIMITの無料期間を終えて解約した話。

楽天のスーパーホーダイのときから利用、UN-LIMITが1年無料ということでプランの変更。
そして、無料期間を終える頃に他キャリアに乗り換えました。

当初は、通信量の制限の広さに対して価格が安かった楽天モバイルに居候し続けようと考えていました。しかし品質・サポートの悪さ、他キャリアの価格競争におけるプランの増強によって選択した増えました。そして、他キャリアに変更することに。

当初は素晴らしかった楽天モバイル

このUN-LIMITプランが運用されて間もない時までは、とても素晴らしいキャリアだと思っていました。

当時、格安SIMブランドとして評価の高い楽天モバイルは大手3社から乗り換えるユーザが多かったです。価格も安く通信も安定、そしてテザリングの使用ができる。さらに速度制限後も1Mbps。高速通信中でもON-OFFによって通信量の節約ができる。というように当時では考えられないぐらい充実していました。

当時の大手の3キャリアは月1万円越えを払っていることもザラにあり、携帯代も月々払っているとしても高額でした。身に覚えのないオプションや、入会時の割引の期限の切れたプラン。

それにして比較すると本当に革命児であり、さらに自社回線を始めるという明るいニュース。

しかし、以下のことから徐々に信頼が失われ、期待が失望に変わりました。

①Rakuten Linkの行政指導

度重なる個人情報や通信の秘密漏洩によって総務省より行政指導がありました。

総務省が楽天モバイルに行政指導 「Rakuten Link」にまつわる個人情報と通信の秘密の漏えいで
Rakuten Linkを巡って、総務省が楽天モバイルに文章で行政指導を行った。システムの不具合により、他のユーザーの個人情報や通話履歴などが見られる状態になっていたという。

突然電話が増えたり、SMSの迷惑メッセージが増えました。
この流出が原因かは定かではないですが、突然、このようなことが起きるようになりました。また、電話番号を入力するとプロフィールが見れるということについては、ニュースになる前に私も違和感を感じたのを覚えています。

②突然の価格改正

SMSの料金改正。
無料だったSMSの国内送信、海外からの送信が有料になりました。
この改正が2021年の6月下旬あたりです。

楽天モバイル、SMSの送信で「70文字3円」と有料になる改定などを発表
楽天モバイルは、ユーザーが通話・メッセージ・SMSを使えるRakuten LinkアプリiOS版について、「音声通話の着信」「SMS送受信」に仕様変更が発生し、料金についても変更があると発表した。変更は6月24日以降に適用される。

6月ともなれば、楽天モバイルの加入キャンペーンによって多くの方が契約をしたと思います。このニュースには残念に感じた人も多いでしょう。

知り合いでSMSが無料ということで加入した方がいました。
この改正には非常に不満を覚えていました。

お勧めをして加入してくださったので、私は申し訳なくなりました。
噂では仕方がないとのこと。とはいえ、とても残念でしたね。
利用分、ポイント還元ですらない。

③繋がりにくさ

自社回線を全国に行き渡らせるため基地局の設置が急ピッチで進んでいたと思います。
比例するかのように繋がりにくさを感じるようになりました。

一年前では繋がってたエリアすら圏外になったり。
ハンドオーバー?基地局間の切り替えがスムーズでない気がします。
強い電波があるにも関わらず切替せず、弱い通信に紐づいたまま。

推奨でないiPhoneを使用しているのも原因の一つと言われていますね。
ただ、、、前よりつながり悪くなる訳がわかりません。

ユーザは溢れかえって通信が溢れかえっているにも関わらず、インフラ整備が間に合っていない?ノウハウを持ったエンジニアが少ない?他キャリアの基地局があることにより設置場所の確保ができない?カバーエリアを広げることに注力して潤沢化させるのはその次?

地下鉄は圏外、大型ショッピングモールでも圏外。

友人から、楽天モバイルは地下鉄で圏外になるとよく話を聞いていました。
当時、あまり乗らなかった私は信じがたく感じていました。

しかし、実際に地下鉄やRC構造物内にいると圏外になることがしばしば。
大抵、電波のピンが1~3、もしくは圏外。

改札やレジで電子マネーを使う機会が増えています。そんなインフラ化しているスマホの通信ができないとなると”無料”だとしてもありえません。

このクオリティのまま無料期間終了してお金を払うなんて考えられません。

-追記-

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

2021年10月1日からKDDIのローミングサービスを23都道府県で終了していました。
繋がりにくさが増した理由がこの切り替えの影響だったかもしれません。
解消される前に解約をしてしまったので、これが原因かはわかりませんが。

この記事を読む限りだと、よくなる一方とのことですね。

④不具合や障害が多い

無料”だからと我慢していた不具合ですが、かなり多い印象でした。
今までソフトバンクを利用していた分、クオリティという観点では残念に感じました。

Webポータルやアプリでも度々不具合が起こったり通信の障害もしばしば起こっています。
最近は以下の不具合がありました。

パートナー回線、高速モードにならない。

パートナー回線の高速モードがオンにならないのです。

具体的に記すと、アプリで変更すると「予期せぬエラー…」と表示。Webポータルからだとブラウザリロード後にOFFに戻る。

パートナー回線接続時、通信制限にかかっていないで試行したにも関わらず一向に成功しません。再起動やSIMを挿抜しても変わらず。

同様の事象が起こっているユーザは、ちらほらいるようでTwitter上でも確認しています。既に楽天モバイルには報告済みですが、この事象があまり報告されていないのか?重要視していないのか?サポートからの返答は改善の期待ができるものではありませんでした。(既に試してあり見当違いの回答もあったため)

そもそもパートナー回線時しかON/OFFを設定できないという制限は不要です。というかパートナー回線しか設定できないということは、いずれ自社回線のみにしたとき高速通信を節約できる機能は廃止するのか。

今の楽天モバイルに一切の魅力を感じません。

⑤サポートのコスト削減で品質が落ちすぎている

サポート電話とオンラインチャットを利用したことがありますが、コスト削減のため窓口が非常に少ない上、まず、”人”と繋がるのが困難です。

自動音声や自動チャットで限られる選択肢から選ぶのみ。選択肢にない問い合わせもあるので非常に困る。選択肢の幅を広げるか、もう少し有人化したほうがよい。

オンラインチャットについて言えば、数日以内に返答があればよい方です。
緊急”としても数時間は待たされます。全く緊急じゃありませんね。

電話は自動音声で限られる選択から間違えるとまた最初から。
ガイダンスを聞いて”人と”繋がるのは困難です。その間にも料金は発生しています。

かといって店舗にいけば、サポートセンターへの連絡先を教えてくれるだけ。
店舗を縮小してサポートセンターの拡大をすればよいのに。

⑥他キャリアのプランの方が魅力的に

価格はピカイチかと思っていましたが、価格”すら”他キャリアと肩を並べるようになりました。

いまや、格安SIM以下の通信速度、大手キャリアと肩を並べる料金体制の楽天モバイル。
そして、eSIM対応機種が増え切替が手元で完結。
無料期間終了と共に去っていくユーザは多いでしょう

例えば、価格について、Povo2のトッピングというシステム。
60GBを総額6490円(90日間)というプランについて、
1ヶ月で20GB使用でき、1ヶ月あたり2163円というわけです。
楽天モバイルと比較してもあまり料金はかかりません。

あまり使わないユーザは、3GB/30日間/990円というプラン(トッピング)も
切れたら都度購入したとしてもたいして差はありません。

またドコモのahamoについては通信速度に好評があり、一つしかないプラン体制で非常にシンプルです。

というように他キャリアが弱みだった価格や複雑なプラン体制を徹底的に見直しています。

おわりに

本記事は、あくまで個人的な意見です。
そして事実の内容です。
ただ、この記事だけで判断せず、多くの情報を参考にしてください。

期待していた分、非常に残念ですし….本当に残念です。
違約金を無くしたり、料金やプラン体制について非常に前向きで第一人者だった楽天モバイル。楽天グループのポイントとも連携ができ、非常に期待していました。

私はキャリアを変更しますが、楽天モバイルの品質が”元通り”もしくはそれ以上になれば恐らく再度楽天モバイルに戻ると思います。それは他のユーザも同じでしょう。

解約のし易さもピカイチでした。こういう所はやはり感謝が止みません。

楽天様、頑張ってください。という記事でした。。

 

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